2017年 博多座初日 吉原ジャベール感想
2017年 博多座の感動を言語化したいと思います。まずジャベール感想から。
吉原ジャベールは潔癖オオカミ!
潔癖でキレイ好きで非攻撃的なのに見た目は強面とかさ。狙ってるんですか?
他の役者さんと違うキャラ付け、間違いなくキレイ好きな点でしょう。
サッサっと汚れを振り払うしぐさ。なんですか?汚いものには触れたくないのでしょうか?要所要所、この仕草が出ました。
印象的なのは、バルジャンとニアミスしたシーン。テナルディエに「〜帰ってもいいよね?」と言われ、ジャベールが睨み返してテナルディエの背中を踏むところ。
サッサっと背中の汚れを払うんですよ!優しい男だな!
しかも蹴っ飛ばさない!
他の2人は、蹴っ飛ばしてたと思います。(とくに川口ジャベール)
不必要な暴力は法律違反だからしない??
育ちの良い紳士を感じました。(獄中生まれだけど)
神がかってた自殺シーン
ここの演技と歌がすごすぎて、もうこれ以上の自殺シーンは見れないのでは?と思うくらい感動しました。川口ジャベール派なのに。
「ジャベール!死ぬなぁああああ!!」
とガチで叫びました。(心の中でね)
口をハンカチで覆ってたんですけど、ハンカチと顔の間に涙が溜まって鼻に流れ込んでむせて、ゴホゴホゴホゴホしてました。どんだけ泣いたんだよ自分。
また自殺のあとの女性たちによる追悼の歌。
あれ、ジャベール派のための歌なんじゃない?ってくらい歌詞が心に来ました。
「なぜジャベール死んだんだ!」という憤り。
妙に女性たちの心情とリンクしちゃって、涙の洪水が止まらなくなりました。
そしてマリウスのカフェソング。ここも歌詞が心に染みる。マリウスの歌に合わせて、あぁもうジャベールは帰ってこないんだぁ!っとまた号泣。
追悼とカフェソング。ここがこんなに感動するとは。吉原ジャベールおそるべし。
こんな素晴らしいジャベール自殺、ありがとうございます、吉原さん!
川口さんのジャベール自殺、楽しみに待ってます!